もともとは家でずっと使うことを主たる目的としていたiPadを5月に入ってから、外に持ち出してみています。いまのところとても快適に過ごしています。そして快適だとより快適な作業環境を作りたくなってきます。
もっとモバイルな環境で楽にブログを更新したいけど…
そもそもWordPressとiPadの相性はいまいち良くないです。SafariやChromeなどiPadのブラウザからWordPressの管理画面を操作するのは非常にストレスを感じます。
もっと楽にiPadやiPhoneから気軽にブログを更新できないものかと思うわけです。台湾旅行中も現地からちゃんとブログを更新できるかという小さいながらも個人的なチャレンジもありますし。これを機にモバイルな環境でもブログ更新ができるように整備をはじめました。

タグを打つのが面倒
これまでの更新の中で一番課題に思っていることは、やっぱりタグを書くことです。このブログではそこまで利用してないですけど、やはり見出しタグ(h2,h3,h4)やリンク、ショートコードも使います。
見出しになるテキスト打って、そのテキストを選択して、h2でくくる。文字にするとこれですけど、iPadやiPhoneでの選択が面倒臭いんです。これを少しでも解消したいわけです。リストの ul li とかもうまじ面倒。
これまでの対処法
何回かこのブログでも更新していますが、PenultimateとApple Pencilを使い手書きで日記を書いて、それをそのままアップする手書き日記更新という手法で対応していました。結局読みやすさを考慮するとテキストうちが必要で、それはPCを開いて、手書き原稿の画像を横に開きながら、カタカタと打っていたわけです。
発想は好きなのでこれからも継続していこうと思います。Apple Pencilの良さも伝わりますし、人間味が出てるかなと思ってます。でもやっぱりね、二度手間な感じは否めないよね。手書き領域の限界もあるし。
タグを意識ぜずに文章を打ちたい
結局はこれです。私はなかなか筆が遅いほうなのですが、書き始めると一気に書けるときがきます。このときにストレスなく原稿を書けて、アップロードできればそれでいいんです。
すぐに、Google先生にiPad ブログ更新 楽とかで検索して環境改善に努めます。
Markdown(マークダウン) 記法のエディタアプリを探す
Googleの検索結果を見ても、同じ悩みを抱えている人はホント多いです。いろんな人が多くの記事をアップしていました。
その中で一番多く使っているのが、原稿を書くときのエディタで、いわゆるHTMLタグを使っての原稿執筆ではなく、マークダウン記法を使った書き方、エディタアプリを使って書いていました。
マークダウンエディタアプリもいろいろある
よく取り上げられていたマークダウンエディタは以下の3つですね。
- Ulysses
- Mweb
- Type
- 1writer
ここらあたりが有名どころのマークダウンエディタアプリだと思います。
それぞれの長所短所がありますが説明するよりも参考にしたサイト・ブログ記事をリンクしますので、合わせて参照ください。本当感謝しています。
Mwebを採用しました
マークダウン記法が使えるのはもちろん、直接WordPressにアップロードできます。有料プランの購入も1回買いきりで1000円程度、iPhoneとiPad間で原稿ファイルをiCloudで共有できるので、タイミングによって使い分けることもできます。1アプリを2端末に入れるので買い切りの単価も半分になりましたね。お得です。
うちやすさやマークダウンのタグの選択などもシンプルで使いやすく、原稿を書くのに集中できます。
ショートコードとリンクは辞書登録で対応
ショートコードの大枠は端末のキーボードから、辞書登録で呼び出すようにしました。
「リンク」と打てば a href="" rel="" target="_blank" なんちゃらという感じです。閉じタグも一緒に。
「ショートコード」と打てば、[なんちゃらかんちゃら]という感じです。
本来ならば、マークダウン記法のリンクの設定の仕方を方法をしようと思ったんですが、relにnofollowをつけたり、targetは_blankにしたりの細かい設定ができない、あと覚えられないので。できるだけ入力する文字数を減らせるので、こっちを採用しました。
妥協することも必要
すべてがiPadやiPhoneでできるわけではありません。複数のアプリを使ってやるのも面倒。そういうときは無理に探さず妥協します。前向きな方向転換ですね!
自分が本当に面倒くさがりな人間なんだなとつくづく思いました。
画像の設定はブラウザでやる
サムネイルの登録や、画像の挿入は、一応Mwebでもできるのですが、適した画像がない場合や細かい指定もしなければいけないので、原稿を書いたあとの細かい修正の一つとしてやっています。
旅行中のブログ更新時は、iPhoneで写真をたくさん取るので、カメラロールから直接アップロードできるのが、メリットになってきそうです。
これまでのMwebでの投稿では、iPhone/iPadのカメラロールの中から選ぶのに適した画像がないか猫の写真ばかりなので、十分に力を発揮できていないだけかもしれません。
タグの登録は公開後にブラウザでやる
タグは公開タイミングでは入れずに公開後、PCを開いたタイミングで登録するので落ち着けています。そこまで、タグに頼った構成をしていないということもあります。
プラグインを使ったリンク作成もブラウザでやる
プラグインを使った設定もやむなしです。iPadのブラウザからAmazonのリンクを貼ろうとしましたが、ちゃんと動いてくれないので妥協しました。
iPad用にモバイルキーボードが欲しくなった
既に、iPadからMweb経由でここ数日の投稿をアップしましたが、どうもiPadのキーボードになれません。iPadを横にしてキーボードを出すと表示領域も狭く、タイピングもままならず、ストレスを感じることが多かったです。もっとストレスフリーにキーボードを叩くには別途モバイルキーボードが必要だなと強く思いました。
幸い、家には電池が切れて眠っているアップルの純正Bluetoothキーボードがあるので、それを使ってみようかなと思ったりしています。US配列のキーボードですが、慣れっこなのでそこはクリアです。
勝手なこだわりなのですが、アップルのデザインセンスを最大限活かすなら、JIS配列のキーボードの刻印よりもUS配列のキーボードの方が明らかにイケてるんですよね。タイピングは慣れればいいだけなので。見た目から入るタイプです。
実はiPhoneは文字を打つのは快適
この記事はMwebを使って、iPhoneでタイピングしています。正直、iPadよりも快適にタイピングできています。iPhoneの方が文字を打つ機会が多く、フリック操作にもなれているからだと思います。
基本、縦でサクサクと文字を打っていき、予測変換もタップで選択していけば、キーボードのに比べれば余計な変換のスペースキー連打もないのです。カーソル移動も3D TOUCHを使って1文字ずつ移動できるので、ストレスなく、サクサク快適に文字を打てています。
モバイル環境での更新が70%は楽になりました!
いろいろ調べながら、実際にマークダウン記法を使いながら、iPadやiPhoneでブログを更新することへのストレスはだいぶ軽減されました。
すべてが完璧に解決することはできませんでしたが、これまでよりは数段ラクに更新することができています。いまは、原稿を書くのに合計で2時間半くらいかかっていますが、もっと短縮できるのではないかと思っています。ライトな内容なら1時間切れるんじゃないかと勝手に思っています。
また、これを続けてみて、改善したポイントなどがあればこの場で紹介していきたいと思います。