ダイビング後、左耳が抜けなくなりました
ダイビング後、左耳が抜けなくなりました。サイパンでのダイビング旅行にいっていましたが、ダイビング中は、水圧で鼓膜がブチっといかないように耳抜きをするのですが、どうも今回のダイビングでは左耳がなかなか抜けにくく、潜行と浮上を繰り返しながらゆっくりゆっくりと耳抜きをしていました。こまめにやったり、強めにやったりと結構な頻度で耳抜きをしながらダイビングをしていたのですが、ダイビングが終わって地上に戻っても、左耳だけがくぐもった感じがずーっと続いていました。
ダイビング後も引き続いて耳がくぐもった感じになるのは、たまにあるのですが、数時間過ごしている間、あくびをしたり、食べ物を食べたりしたときに、一気にもとに戻ってそこからはいつも通りの聞こえ方になるということがあるので、特に心配していませんでした。しかし、今回に限っては、帰国翌日、朝目が覚めたときに完全に左耳がこもって音が聞こえる状態になったので、これはまずいということになりました。
まずはとりあえず調べる
ダイビングで耳抜きに対する不安などは、Web上でも数多く転がっています。ダイビング後も耳がこもった感じになっている人の不安もよくYahoo!知恵袋などに投稿されています。そういうのを参考にしながら、耳が抜けきらずおかしい状況をいろいろ調べます。耳の中でも特に「内耳」の圧をつかさどる「耳管」に何らかの影響が出ていることがわかりました。
私の症状からすると、地上で耳抜きをしたときに、ぼつぼつと抜けるのですがすぐに元に戻ってしまうこと。それと、横を向いたり、下を向くと内耳の違和感が若干良くなる。ふわふわとめまいのような感じがする。このような症状が感じられます。
こういう症状がでる耳の異常については「耳管開放症」の疑いがあるのではという推測になりました。レアな病気のようですが、中島美嘉がこの症状が重度に発症したため、音楽活動を休止したという芸能ニュースも以前ありましたね。
耳鼻科に行った
耳の違和感を放っておいても、ふわふわとふらつくし、集中できないし、そもそも左耳が聞こえにくくて、ひどいストレスになります。すぐに、会社の昼休みを使って耳鼻科に行ってきました。久しぶりの耳鼻科なので、ドキドキしましたが、初診の問診票を書いて、待ちます。15分くらい待ったところで、名前が呼ばれ、診察開始です。
先生に耳の症状を伝えます。割と淡々と話を聞いているかと思えば、すぐに聴力検査。決して話を聞いていない悪い先生ではなくて、何もかもがてきぱきです。看護師さんも無駄なく動いています。
聴力検査は、健康診断で行うような聴力検査よりも、もっと高度な聴力検査で、ボタンを押すのが大変でした。聴力検査の後は、鼓膜の圧の検査です。検査が終わるとともに、診察台に戻り、検査の結果を伝えてくれます。やはり、左耳の圧が高すぎているようでした。しかし、この場では「耳管開放症」というワードは出ず。耳抜きのしすぎで、余計に圧がかかり過ぎて炎症を起こしているとのこと。確かにダイビングの時も結構な頻度、耳抜きをしましたし、鼻から血が出ているよとも言われました。
その出血と鼻水がうわぁ~となっていて、内耳が炎症を起こし、圧平衡が取れなくなって、左耳が抜けきらず曇った感じに音が聞こえているとのことです。左耳の検査では、低音が通常よりも、聞き取れていないこともわかりました。
診察を受けながら、鼻の穴に器具をぶち込まれたり、鼻から炎症を抑える薬とイソジンみたいなのを噴射されてそれが痛かったり(痛いと炎症を起こしている証拠のようです)。鼻と耳の内側をこねくり回されましたが、とりあえず炎症を抑える薬と、痰がでやすくなる薬をもらいました。念のためなのでしょうか、熱も測りました。これで高熱出ていたら、大流行中のインフルエンザかもしれなかったのでしょうけど、そこは平熱でした。
鼻をかむときに勢いよくやらないこと、余計な耳抜きをしないことを肝に銘じられお会計です。薬も院内で処方されるのでまた別の薬局に行くこともなくスムースです。初診代、薬代合わせて2,960円でした。
耳鼻科後の耳の兆候
もらった薬を飲んでいますが、いまのところ症状はよくなっています。たまに、あくびなどした時に、余計な耳抜きがされてしまって、ちょっと痛んだりもしますが今のところ快方に向かっているのではないかと思っています。
来週の月曜日にまた、耳鼻科に行って状態を確認してきますが、このままいけばなんとかよくなりそうです。それでもすこし時間がかかりそうな感じもあります。今年はダイビングではアドバンスのライセンスを取りたいので、それまでにはしっかり治すようにしたいと思います。
まとめ
- ダイビングは楽しいです。これは間違いありません。
- 何ごとも、身体に不安があったら、すぐに医者に行きましょう。
- 耳抜きしにくいときは、慌てずに潜行し過ぎず、浅いところからゆっくり優しく耳抜きして水圧との圧平衡をしていくことが重要
- 耳抜きに不安がある場合は、耳抜きしやすくするサプリメントもあるのでそれを飲んでから潜るのもありですね。