
フィンランド エストニア スウェーデン 1年前の北欧旅行を振り返る も スウェーデン編で完結です。1年前の新婚旅行で行った北欧3カ国の振り返り、フィンランド編、エストニア編はリンクから辿れます。今回は北欧新婚旅行で最後に訪れた国、スウェーデンについて振り返っていきたいと思います。
ヘルシンキからストックホルムまで
スウェーデンは、ストックホルムに滞在しました。ヘルシンキからは飛行機で1時間。FINNAIRでひとっ飛びです。日本から外国へは何度も経験していますが、トランジット以外での国をまたいだ飛行機移動は初めてでした。外国同士の国境越えはフィンランド・ヘルシンキとエストニア・タリン間のフェリーでの国境越えです。
スウェーデン ちょっと違った雰囲気
ストックホルムに着き、バスでストックホルム市街まで移動し、ホテルのある場所まで移動なのですが、スウェーデン入国から感じていたこれまでとはちょっとちがう感。最初はこの違和感はなんだろうと思っていたのですが、ストックホルム中央駅からホテルムに向かう地下鉄の中でわかりました。
それは、移民、数多くの人種が集まっている国・街であるということです。フィンランドよりも、より都会な印象を持ち、ストックホルムを歩く人々はなんとなく忙しなさがあり、みんな急ぎめな印象を持ちました。
日本でもお馴染み H&M と IKEA
スウェーデン発で、日本でも馴染みのあるお店の代表格、H&MとIKEAです。H&Mはもう日本でいうユニクロのように、路面店が立ち並んでいます。日本ではファストファッションで少し安い印象があるかもしれません。本場ならもう少し安いでしょうと思うかもしれませんが、そこは大間違い、そこは物価の高いスウェーデン。日本より高かったんじゃないかなぁと思いました。H&Mでパンツを買いましたが、ユニクロよりも高級なパンツになりました。
IKEAも旗振り店に行きました。ストックホルムからは少し郊外に位置するところにあります。IKEAはやっぱり交通手段は車がいいですね。電車と徒歩で行くと存分に買い物できないというジレンマは世界どこへ行っても共通であるみたいです。お店の規模はさすが旗振り店という感じ。日本で販売していないような商品もありました。欲しかったけど、荷物多くなってしまうので、ウィンドウショッピングを楽しんだだけです。お値段の方は日本とそんなに変わらなかったです。
スウェーデン 一番欲しかった カンケンバッグ
日本でもおなじみとなったバッグ、カンケンバッグをラインナップに揃えるアウトドアブランド、フェールラーベンもここスウェーデンがお膝元。最初は別にいいかなぁと引き気味なテンションだったのですが、この旅行のテンションに後押しさせるように、必ず買って帰る!という強い気持ちでフェールラーベンの路面店にもいきました。
いまでは、日本でも取り扱うお店が増えてカラーバリエーションも多くなりましたが、当時(と言っても1年前)は楽天で偽物をつかまされるリスクを背負うなか、日本での購入という感じ。
しかし、その時いたのは、ストックホルム。さらにフェールラーベンの路面店。免税対象にもなる。カラーバリエーションも結構たくさんで、その時は日本でも取り扱いが少なかったモデルもありました。その時は、カンケンラップトップ 11inchのモスグリーンを購入しました。免税手続きが終わるまで、開封したくて開封したくてウズウズが止まりませんでした。
買い物だけじゃない、ノーベルだっている
スウェーデン・ストックホルムといえば、ノーベル賞の街です。アルフレッド・ノーベルのゆかりの街です。ストックホルムの旧市街ガムラスタンには、ノーベル賞を記念する記念館がありますし、その周辺にはノーベル賞のセレモニーなどを行う場所があったり、魔女の宅急便の舞台にもなっていますね。
ノーベル記念館で出会った不思議な日本人
ノーベル記念館にちょっと寄った時のこと。一人の日本人のおじいさんが我々に話しかけてきました。この時の数ヶ月前に、青色LEDの件でノーベル賞を日本人が受賞していたこともあり、その報道が日本ではどのようになっているのかという質問を投げてきました。
この時点で、このおじいさんはストックホルムに住んでいるんだなとわかりました。日本でのノーベル賞の報道のされ方をお伝えしたところから、そのおじいさんの勢いが増してきます。ノーベルの生い立ち、功績、女性関係など、延々としゃべり続けます。30分以上、ノーベルトークをし終えた矢先、颯爽とガムラスタンの街中に消えていきました。ここまでくるともはや幻なのではないかと。
しかし、このノーベルトークは完成されていて面白い。30分以上のノーベルトーク、全く飽きずに楽しく勉強することができました。しかも無料で。ガイドよりも全然良かったと思う。そしてこのおじいさん、ここを訪れてくる日本人観光客に対して、けっこうやってると思う。話しかけてはこの話を何遍も何遍もやっているんだと思う。でなければ、こんなに完成された話はできない。
地下鉄駅全てが美術館
ストックホルムには地下鉄が通っています。そしてその駅それぞれの外壁が素晴らしいアートに包み込まれています。すべて回るとなると、1日終わっちゃうくらいの駅数と移動になるので、ここはかいつまんでみたい駅を回ることをお勧めします。
フィンランド・エストニア・スウェーデン旅行のまとめ
1年前のことですが、思い出を綴れば綴るほど、さらに思い出が引っ張り出され、なかなかまとめきれません。それほど、この北欧で過ごした7日間が最高だったんだなと思えてきます。
また、行ける機会があればジャンジャン入ってみたいです。夏の白夜を体験してみたいですし、逆に真冬の寒い時期にあえて行くのもありかなぁと思ってみたりしています。