引越し To do 多すぎ…
引越しって本当に疲れます。荷物の梱包も荷ほどきも、新しい家具の購入も、関係各所への諸手続きもすべて自分でやらなければいけません。コンシェルジェのような存在が自分にいれば、「あれ、お願い」「これやっといて」「これは自分でやる」というように楽ができたかもしれません。
そのような人は、正直世界中の一握りの人が行えることであって、私のようなごくごく一般的な人間はそう簡単にはいきません。ということで、今回の引越しでこれは大事!だというものをまとめてみようと思います。荷物の梱包や不要なものを捨てるなど引越しの実作業は含めません。
引越し前に済ませておきたいこと
役所・事務手続き
市区町村が異なる場合は、転出届は事前に必要ですね。本籍を移動する場合は、現在本籍が置いてある場所に郵送や直接出向いて取得しに行かなければいけないので、結構面倒でタフな作業です。私は本籍を北海道から東京に移動しました。12月に実家に帰る機会がありましたので、そのときに役所に行って戸籍謄本を事前に取りに行きました。
市区町村が同じ場合は基本住所変更届で、引越し後に手続きするのが一般的だと思います。
あとは郵便の転送。Webでもできますので、隙間の時間にちょちょっとやるのでいいかと思います。
水道・電気・ガスの引越し手続き
これは必須ですね。
特にガスは新しいところの開栓には本人の立会いが必要になりますので、事前に業者の予定を抑えておかないと、引越し当日からお湯が使えません。火もつかないし、風呂も温かいお湯では入れません。
水道はひねれば水は出てくるので問題はないのですが、検針や支払いの時にトラブル可能性がありますので、引越し日が決まった日から、スムースに移行できるように手続きを済ませておきたいところです。
電気も同様ですね。アンペア数を変更する場合やメーターが動いているかの確認で、業者の立会いが必要になる可能性もあります。
いずれもですが、お客様番号が必要となるケースがありますので、各ライフラインの明細書を最低でも直前の月の分を持っておくことをお勧めします。
電力自由化で、いろんな会社が電気のサービスを開始したので、この際に他の会社での電力供給サービスを受けてみるのもいいかもしれません。例えば、東京ガスでガスと電気を一本化するという感じです。
引越しリンク集
東京ガスの引越し手続きページ
http://home.tokyo-gas.co.jp/procedure/moving/hikkoshi.html
このページから「ご利用状況」を選択して、「お申し込みページへ」に進みましょう。
東京電力の引越し手続きページ
http://www.tepco.co.jp/ep/private/moving/index-j.html
このページから「インターネットでのお手続きはこちら」のいずれかの申し込むを選択しましょう。
東京都水道局の引越し手続きページ
https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/tetsuduki/tetsuduki/23/
このページから「インターネットでのお手続き」に進んでください。
※ 今回は東京都での手続きページです。
他の道府県の場合は「”都道府県名” ガス 引越し」などで検索しましょう。
家具・家電の購入
引越しを機に新しい家具・家電が必要になった、新調したいということもあります。賃貸の場合は少ないかもしれませんが、家の購入や部屋数が増える場合は、特に家具を増やす必要があるかもしれません。
こまごまとしたものは引越し後でも問題ないのですが、大きい家具(ベッドやタンス・棚など)を購入するときは、早め早めに行動をしたほうがいいでしょう。大型家具となると、自分で持ち帰るのは非常に困難ですので、配送をお願いすることなると思います。配送日指定も繁忙期だと、買ったはいいものの発送・受渡日が引越し当日に間に合わない可能性も多くあります。せっかくの新生活にメインの家具がないのは、気持ち的にちょっと寂しい感じになります。
早めに購入しておきたいも家具・家電の例
あと重要なのは、部屋・家の採寸です。大型家具を買ったはいいものの、家の中に入らなくて断念せざるを得ない場合も考えられます。ですので、新居を内見したときには、必ずメジャーを持っていき、採寸を行いましょう。
内見時に採寸すべき家のポイント
- 家具を置く場所
- 家具を置く場所までに通過する廊下・扉
- 玄関
- 窓枠
このなかで実は難しく盲点になるのはカーテンです。
意外と忘れがちで、カーテンをうっかり買い忘れ、引越しから数日は丸見えハウスで過ごすということにもなりかねません。寒さ対策にも一役買うカーテン。なかなか気に入ったカーテンを見つけるのは難しいので、内見後すぐに検討することをお勧めします。窓のサイズを測ったら、そこから上下左右20cmくらいゆとりのあるサイズのカーテンがいいと思います。
引越し後の近隣住民へのご挨拶用の品
マンションの場合はあまり実施しないと思いますが、一戸建ての場合はお隣さんへのご挨拶は必須になってきます。
「これ、いまからやらないとダメ?」と思うかもしれませんが、これを事前に行っておけば、引越し作業が落ち着いたタイミングですぐご挨拶にご近所さんに伺うことができます。このご時世、近隣住民との些細なトラブルで不快な思いをすることも多くなり、何かと生きにくい世の中になっていますが、最初のご挨拶をしっかり行うことで、些細なトラブルのリスクも回避することができますし、どんな人が住んでいるのかの状況把握にもなります。す。
品物のチョイスは以下のようなものがベターだと思います。
- 家庭で必ず使うもの
- 個人で好みにあまり左右されないもの
- 金額は高くなくていいと思います。
これからよろしくお願いしますの意味も込めて、ご近所さんも知らない人がいきなりインターホンを鳴らしてきて、居留守作戦を使われるかもしれませんが、一度はインターホンを押してみましょう。それでだめなら、手紙をつけておいておくか、家の前でどこかのタイミングで出会ったときに軽くご挨拶すればいいかと思います。
あらかじめやっておくとのちのち便利だと思うもの
なんといってもWebのサービス・通販の届け先を事前に変更しておくことです。住所が事前にわかっていることが前提にはなります。
通販と銀行口座・クレジットカードは、早い段階で変更を出しました。マイナンバー制度が導入されて、住所変更の本人確認に、マイナンバーの照合が必要になったりもしますので、マイナンバーの書類を梱包してどこにやったっけ?を防ぐためにも、引越す前に変更申請を出しておいたほうがいいかと思います。
また、通販は引越し後すぐに利用するケースが発生することもあります。私も引越し直後にAmazonプライムでポチポチ翌日に届くようにしていました。買わなきゃ!と思ったときにいちいち住所を変更するのは面倒でなりませんので、事前に住所変更を行っていてよかったです。
はがきや封書で届かなければいけないものがあるときも同様です。郵便の転送もありますが、事前にわかるものは変更をして、盲点だった内容については、転送されて届いたものから処理していくのがいいのかなと思います。
引越し前のまとめ
ただでさえ、やることが多い引越し前なので、やるべきことはリスト化したほうがいいと思います。頭の中だけであれやらなきゃこれやらなきゃを想像すると、必ず漏れが発生します。私も実際忘れていたこともけっこうありました。要点を押さえて、細かいところは引越し後落ち着いてからコツコツやっていくと、引越し前のストレスの軽減にもなりますし、スムースな引越しになると思います。
次は引越し後について、これを真っ先にやっとくと、荷ほどき以降が楽になるよのことを思い出してみようと思います。