フィンランド エストニア スウェーデン 1年前の北欧旅行を振り返る – エストニア編
エストニア って聞くと、どこそれ?って聞かれます。そもそもエストニアがそんなに有名な国ではないのかもしれません。Skypeが誕生した国・エストニアというくらいです。
ヘルシンキからフェリーで2時間程度で行ける国ということで、本来行く予定がありませんでしたが、急遽突発的に行くことになりました。
エストニア 訪問は、初物尽くし
本来は予定にない行程だったので、エストニアへ行くための交通手段などからの手配から行いました。
最初の初めては、外国で直でチケットを購入すること。
タリンクシリヤラインのWebサイトから、フェリーの時刻表を照らし合わせチケットを予約購入。日本でもやっていることなのですが、言葉の壁と、なんとなく海外だから信用しきれないモヤモヤのハードルをこえながらのチケット予約。無事完了しました。
フィンランドで買ったSIMカードによるネットワーク通信は出来ませんので、ネット環境を失い路頭に迷わないための対策もしっかりと行いました。
ヘルシンキのフェリーターミナルでは、ヘルシンキのタクシー運転手のおじさんに、妻が話しかけられていたところから、エストニア・タリンの旧市街の美味しいお店を数軒教えてもらいました。すごくいい人で日本に行ったことある人のようで、日本トークで少し盛り上がりました。
2つ目の初めては、フェリーでの国境越え。日本に住むと国境越えは、基本、飛行機です。福岡から韓国まではフェリーでもいけますが、基本、飛行機ですね。ゆったり、シートベルトに狭い椅子にくくりつけられずに、優雅に移動しての国境越えはなかなかいいものです。
3つ目の初めては、パスコートコントロールのない入国。ユーロ圏内であれば、移動は自由ですので、国をまたぎますが、パスポートの提示はありませんでした。軽くドキドキしました。パスコートコントロールがないとないで、スタンプ押してくれないのでちょっと寂しかったりします。入国・出国のスタンプはスタンプラリーのスタンプじゃないので、多少勘違い野郎です。
タリンに到着後は、日帰りでヘルシンキに戻らなければいけないので、旧市街を散策して、ヘルシンキのフェリーターミナルでタクシーの運転手に聞いたお店でランチを食べ、ヘルシンキよりかは物価が安いショッピングセンターでちょっと買い物をしました。
のんびりしていて、旧市街のTHE 古いヨーロッパな景色を堪能しました。日帰りで旅行するには丁度いい大きさのタリン旧市街でした。
帰りのフェリーで見た異様な光景
帰りのフェリーには、ヘルシンキから来たであろう人たちがたくさん乗っているのですが、みんなビールを大量に買い込んでヘルシンキに帰るのです。
フィンランド人はお酒が大好きでなによりビールが好きなんだと後から調べてわかったのですが、好きだけでは収まりきらないほどの買い込みよう。24缶の箱を、3つも4つも買ってるんです。
その理由は、フィンランドよりエストニアでお酒を買う方が安いからだそうです。フェリーで数時間しか離れていない国の物価が安かったら、そりゃ買いだめするよなぁと納得しました。
帰りのフェリーでは、フィンランド人が酒盛りしながらヘルシンキ到着を待っています。私たちはフェリーにあるレストランでビュッフェ形式の食事をとりました。なかなか美味しかったので、おなかいっぱい食べ過ぎてしまいました。
ヘルシンキ到着後、ターミナルに降りるときには、完全にデキあがったフィンランド人が多数見受けられました。みんなご陽気。
エストニア 日帰り旅行 よかったです
ヘルシンキでの買い物や観光もいいですが、ちょっと足を伸ばせば別の国に行けるのが、こういう大陸の国を旅行するいいところだと思います。
予定になかったエストニア訪問で、日帰りの半日くらいしかエストニアに入れませんでしたが、またヘルシンキに行く機会を作って、そのうちまたどこか1日、もしくは1泊2日くらいはエストニアでもいいんじゃないかなと思います。